2022年6月12日 初夏の花&サワガニ
毎年うっそうと茂る雑草をとりがてら、ドクダミの花が目にとまる。
白い花も、深緑で赤紫がはいった葉や茎も、デザインとしてとても美しいと思う。
くさいけど。十薬という名の生薬であることも知った。
むくみ解消などのデトックスとして利尿作用のほか、抗酸化作用などもろもろ、
たくさんの薬効があるから十薬。
少し干してから刻んで炒って、お茶にして飲むと、甘くておいしいと思う。
やたらいろんなところで芽を出して、あっという間に伸びていくアカメガシワも、
お茶になると本で読んだので、剪定がてら新芽部分を干して飲んでみた。
ドクダミに比べてこれは「ザ・葉っぱ味」であまりおいしいと思わなかった。
でも、ベルゲニンという胃腸(胸やけや胃炎)に効果のある成分や、
ルチンという美白や抗酸化作用のあるビタミン様成分があるらしい。
先日、駅ビル内でハーブ専門店でブレンド茶を飲ませてもらて気づいたことだけれど、
この「葉っぱ味」が実は正解だった。
自分で作ったこのアカメガシワ茶やスギナ茶、作り方が雑すぎて失敗なんだと
思っていたけど、専門店で飲ませてもらったハーブティーが、この「葉っぱ味」
で驚いた。よく知っている、「失敗作だと思ってた」自家製茶の味だった。
これではハーブ茶=まずいというのが、一般的な意見になるなと納得した。
緑茶なんかとまぜて飲むと飲みやすいものなのかもしれない。
緑茶ももともとは薬だったというし、香りがよくて味が草そのものじゃなきゃ、
もっと飲めるのになあ。
アカメガシワの皮はスルスルむけるし、切れないし、枝などを束ねる紐として
万能!袋なんかも編めちゃいそう。
今年もサワガニを見つけた。毎年絶滅したかと心配するくらいイノシシに狩られているけど、しぶとく代々生き延びてくれている。がんばれー!